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高い評価を得る“よい”小論文とは?

代表石井イラスト

こんにちは。論文オンラインの代表、石井秀明です。

本日は「論文オンライン」のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。

さて、このページを読んでいらっしゃるということは、あなたは小論文試験に興味があり、なんとか小論文が書けるようになりたい、あるいは自分の論文をさらによくしたい、とお思いのかたですね?

そんなあなたに、われわれ論文オンラインのスタッフが、いかに小論文試験で高い評価を得るかについてお話ししてみようと思います。ちょっと長いかもしれませんが、ぜひ最後までおつきあいください。読んだ分だけお役に立つことは絶対に保障いたします。

それではまずは、私、石井が、「“よい”小論文とは何か?」についてお話ししたいと思います。

どこでも通用する“よい”小論文など存在しない!

じつは、「いつでも」「どこでも」「誰にとっても」“よい”小論文というものは、この世には存在しません。

「え?」と思われるかもしれませんが、考えればこれは当たり前のことなのです。

小論文試験というものは、ある特定の目的で、ある特定の試験問題を使って、ある特定の採点官が採点することになっています。もちろん、出題される内容も、評価されるポイントも千差万別です。

このような場合、ある試験での“よい”小論文の答案が、べつの小論文試験の答案として“よい”と評価される保障はありません。いや、むしろ試験が違えば同じ答案が“よい”と評価されなくなる、と考えた方がよいでしょう。

例えば、受験生の人柄をみる「作文」型の課題で、ガチガチの「論文」を書いても高い評価は得られないでしょう。また逆に受験生の論理的思考力を見る問題であれば、いかに感動的な経験談を書いたとしても、“よい”とは評価されるとは考えられません。つまり、その試験の種類によって“よい”答案は異なり、どこでも通用する万能な“よい”小論文の答案など存在しないのです。

それでももし、むりやりにでも“よい”小論文の答案を定義してみろ、というのなら、“よい”小論文とは次のように定義されます。

“よい”小論文=採点官がおもしろいと感じ、あなたを合格させたいと思う小論文

「なにをいまさら。そんなことは分かってる」とお思いですか? でも、この単純な事実をきちんと分かっていない答案があまりにも多いのです。たとえば出題者が望んでいる形式や内容を無視して、自分の思いだけをぶつけた答案や、あたりさわりのない一般論だけが書かれた答案、自分の知識をひけらかすように、ことさら難しい単語をならべてあるだけの答案……、私はいままでこのような答案を無数に見てきました。

これらの答案に共通しているのは、自分の答案が採点官に読まれるのだという意識がないこと。そして出題者が自分に望んでいることを正確に把握しようとする意識が欠けていることです。そしてこのような答案では、合格へと向かうレースのスタートラインにも立つことができません。

まずは自分の答案を読む人を意識すること。そして自分に求められているものを正確に把握すること。これが小論文の答案を作成するための第一歩です。“よい”答案を作成するためにも、ぜひこのことを心に刻んでおいて下さい。

小論文試験とはコミュニケーション能力試験である

それでは小論文試験において、出題者側はなにを評価しようとしているのでしょう? 言い換えれば、あなたの答案はどのような観点で評価されるのでしょうか?

一般的には、まず「社会に関する知識の量」や「論理的な思考力」などが考えられるでしょう。それに「ユニークなものの見方や考え方」や「勉強や仕事にかける熱意や情熱」なども思い浮かぶかもしれません。あるいは「基本的な読み書き能力」や「あなたの人柄」などもよく聞く評価項目ですね?

もちろんこれらも大事な評価の観点ですが、じつはこれらいろいろな評価の観点を突き詰めていくと、小論文試験で出題者が評価しようとしているのは、たった一つの能力である、ということに気づきます。

その能力とは、あなたの“コミュニケーション能力”です。

「小論文でコミュニケーション能力が?」とお思いですか? ところが小論文の答案を見ると、あなたのコミュニケーション能力がさまざまな角度から把握できるのです。

じつは、あなたのコミュニケーション能力は、小論文試験において主につぎの4つの側面から評価されています。

  1. 出題者側とのコミュニケーション能力
  2. 資料とのコミュニケーション能力
  3. 社会とのコミュニケーション能力
  4. 自分自身とのコミュニケーション能力

1. 出題者側とのコミュニケーション能力

先ほども述べたとおり、小論文試験では出題者側の要求を正確に把握し、それ対して過不足なく答えることが要求されます。最近の小論文の傾向として、すでに設問の中に「何を」「どう」書いたらよいかが指示されている場合が非常に多く、まずこの指示にきちんと従うことが答案作成の第一歩になっているのです。答案評価の第1関門として出題者側とのコミュニケーション能力が測られていることを忘れないようにします。

2. 資料とのコミュニケーション能力

また、現在の小論文試験では、資料文や図表を読ませて、それについて意見を述べさせる問題が主流派です。このような問題では、出題者側はあなたの資料とのコミュニケーション能力を評価しようとしています。資料が正確に読み取れているかどうか、資料から適切な論点を見つけだせているるかが、おもな評価の対象になります。

3. 社会とのコミュニケーション能力

「少子高齢化社会」「企業のコンプライアンス」などテーマが与えられているだけの課題では、そのテーマについてあなた自身が知っていなければ何も書けません。また、そうでなくても説得力のある論を展開しようと思ったら、具体的な社会の出来事や、代表的な意見を知っている必要があります。つねに社会に関心を向け、さまざまな情報を収集しておかなければならないのです。

4. 自分自身とのコミュニケーション能力

受験生の人柄を知りたい試験では、自分のことを的確に分析した答案を書く必要があります。自分は何をしてきたのか(過去の自分)、自分はこれから何がしたいのか(未来の自分)を明確にとらえ、言葉にしておかなければなりません。また、新聞やテレビの受け売りでない自分自身の意見を生みだすためには、「自分はどう思うのか、そしてそれはなぜか」を常に考えなければなりません。そのためには、自分とのコミュニケーション能力が必要なのです。

そして、前述のいろいろな評価の観点は、この4つのコミュニケーション能力を組み合わせて評価しているのです。

たとえば「社会に関する知識の量」は、当然、社会とのコミュニケーション力がなければ獲得することはできません。また、「ユニークなものの見方や考え方」は、社会と多くコミュニケーションをとったうえで、自分の中で十分考えを整理しなければ生まれません。設問の指示通りに書いていなかったり、資料文が読み取れていなければ、「基本的な読み書き能力」があるとは判断されませんし、「論理的思考力」にいたっては、すべてのコミュニケーション能力の総合力として評価されると思った方がよいでしょう。

このように小論文試験とは、高度なコミュニケーション能力試験なのです。小論文の答案を見れば、その人のコミュニケーション能力を総合的に判断できる、といったのはこういう意味だったのです

これが“よい”小論文の答案だ!

では、コミュニケーション試験である小論文試験で高い評価を得られる“よい”答案とはどのような答案なのでしょうか?

最初に述べたように、“よい”答案はそれぞれの試験問題によって異なります。しかし、コミュニケーション能力試験として小論文を考えた場合は、“よい”答案とは、以下のような条件を満たした答案だということができるでしょう。

  1. 問題を通じて提示された出題者側の要求にきちんと応えている答案
  2. 与えられた資料を正しく理解し、それを適切に活用している答案
  3. 豊富な社会的知識を議論の素材として適切に活用している答案
  4. 他からの借り物ではない自分の言葉で意見や経験を述べている答案

あなたは上記の4つのコミュニケーション能力を高め、試験があなたを合格させたい、と思わせる答案を書く必要があるのです。

そしてそのためにあなたが身に付けるべき力は、以下の4つの力です。

  1. 設問を分析して、自分に要求されていることを把握する力
  2. 資料を正しく読み、論点を見つけ出す力
  3. 多くの知識を吸収し、それを議論の中で使用する力
  4. 自分の中で考えをまとめ、独自の意見や経験を提示する力

それでは、どうすればこのような力を身に付けることができるのでしょうか? そしてどうすれば“よい”小論文の答案を書けるようになるのでしょうか?

書ける人”はこうやって練習している!

ここでは、どうしたらそのような“よい”答案が書けるようになるのかを、先輩たちの例を交えながら、お話ししたいと思います。

小論文の練習は「インプット」「アレンジメント」「アウトプット」の3本立て

まず覚えておいてほしいのは、小論文の練習は、

  1. 情報のインプット(入力)
  2. 情報のアレンジメント(整理)
  3. 情報のアウトプット(出力)

で構成されているということです。

つまり、

  1. 小論文の内容となる情報を収集し、
  2. それを自分の知識として使えるよう整理し、
  3. 設問の要求に合わせて答案を作成しようとすること

が、小論文の日頃のトレーニングなのです。

これら三つのトレーニングをするためには、まず「書いてみる」ことが重要です。

しかし、ただ書くだけではなかなか効果は上がりません。「明確な目的と方針を持って練習する」ことが大事なのです。なぜなら趣味のエッセイや小説とは違い、小論文はコミュニケーション能力を測る「テスト」だからです。

そして、その時に気をつけなければならないことが四つあります。それは、

  1. 自分にピッタリあった課題で練習する
  2. 納得がいくまで何度も書き直しをする
  3. 信頼のおける人に自分の答案を読んでもらう
  4. 問題点、疑問点をすぐに解消する

ということです。

あなたにピッタリあった課題で練習しよう!
-やみくもに書いても意味がない-

先ほど、「明確な目的と方針を持って練習する」ことが大事というお話をしました。これを具体的な行動にすると、「自分の書くべき文章は何か」を理解する、ということになります。

小論文試験で試験官が受験生に要求することはさまざまです。内容や形式など、志望校や試験の種類によってずいぶん違います。

だから「明確な目的と方針を持って練習する」ためには、自分が受験する試験ではなにが求められているのかを正確に把握しなければなりません。そして出題傾向を予測し、その傾向に沿った予想問題を数多く演習しておく必要があるのです。つまり、あなたにピッタリあった課題で、何を練習するかはっきり分かった上で練習する必要があるのです。

先輩の体験談その1

受講生のAさんは、はじめのうちはピントのずれた答案を書いていました。聞かれたことに対して答えていなかったのです。

添削をしていく中で、私も「?」と思っていました。そこで、Aさんにいくつかの質問をしてみたのです。すると、Aさんいわく、「以前、指導を受けた先生からどんな課題であっても起承転結の型にはめて書け、と言われたので、思ったことをとにかく起承転結で書いている」とのことでした。つまり、Aさんは課題が要求していることを正確に読み取ろうとせず、自分の書くべきテーマがなんなのか、どのような構成で答案を書いたらよいかに気付いていなかったのです。

そこでAさんに、提示した課題はAさんの志望校の傾向に合わせて作成してあることを説明しました。そしてその上で「今、Aさんが書くべきテーマは何か? 課題が要求している構成はどのようなものか?」ということについてていねいに話し合ったのです。

すると、Aさんはとても完成度の高い答案を送ってくるようになりました。しかも、今まで自分が書いていた答案の内容も、うまく盛り込むことができるようになったのです。

Aさんは、後半から急に伸びた方でした。それも、Aさんにピッタリあった課題で「自分が何を書くべきか」ということを理解してから、はじめて力をつけていったのです。

いま、Aさんは福祉系の大学で学んでいます。社会人として、これまでの経験を生かせるよう、日々頑張っているそうです。

納得がいくまで何度も書き直そう
-書き直しの時に力がつく-

文章力は、書き直しの時にアップします。なぜなら書き直しの時に自分の文章をもう一度客観視し、自分の文章の問題点を自分で理解することで、次回の文章作成の時にその問題をクリアすることができるからです(自分とのコミュニケーションの結果、文章力が高まるのです)。本当に文章力をアップさせ、さらに答案の完成度を高めようと思ったら、書き直しは絶対に必要なのです。

また、他の教科とは異なり、小論文の場合は一つの課題に答えが一つ、ということはありません。また同じ結論だとしても、そこに至るまでのアプローチのしかたはさまざまです。一度書いたらおしまい、というのではなく、「もっと良い表現はないか?」「別の観点から書けないか?」と考え、書き直してみることが、文章を書く力を育ててくれるのです。

先輩の体験談その2

受講生のBさんは、一つの課題に取り組んだ後、必ず「別の根拠を挙げることはできますか?」と聞いてきました。また、「こんなことは根拠になりますか?」と尋ねることもありました。さらに、3回目の答案作成では反対の立場から書いてみたりもしました。一つのテーマについて、とにかく深く掘り下げていこうとしたのです。

その結果、Bさんはたくさんの「持ちネタ」を作ることに成功しました。どんな問題が来ても、自分の持ちネタで勝負できるようになったのです。もちろん、Bさんは志望校である私立大学の人文学部に社会人入試で合格しました。

Bさんは、一つの問題に対して、自分が納得するまでさまざまなアプローチをしてきました。「書き散らかす」という態度とは無縁だったからこそ、文章力が向上し、なおかつ本番で勝負できる「ネタ」を作ることに成功したと言えるでしょう。

信頼の置ける人に読んでもらおう
-自分のことはよく分からない-

自分のことは自分ではよく分からないものです。何度も書き直して自分ではもう完璧と思っていた答案も、他人の目から見ると独りよがりの記述があったり、思わぬ論理の破綻を含んでいたりするものです。

答案を作成したら、信頼のおける周りの人に見てもらいましょう。そしてなるべく辛口のコメントをもらって、それをもとに自分の答案を書き直します。

見てもらう人を選ぶ時のポイントととしては、「基本的な読み書き能力の高い人」「考え方がバランスが取れている人」「文学者・哲学者かぶれでない人」「自分の考えを押しつない人」などが考えられます。あなたの周りに、このような条件を満たす人はいらっしゃいますか?

先輩の体験談その3

受講生のDさんは、高校生でした。はじめのうちは学校の先生に答案を添削してもらっていたそうです。しかし、毎回の添削が行き当たりばったりで、最終的には先生の言う通りの構成と内容で書くことを強制されていました。「結局どうすればいいのかがわからなず、しかも自分の言いたいことをまったく書かせてもらえない状態だった」と、お申し込みの際に話していらっしゃいました。

指導してもらう人を選ぶ時に大事なのは、「自分の答案のどこが問題なのか」「どうすればよい答案にできるのか」ということを、客観的に教えてくれる存在かどうかです。

われわれがDさんの答案が抱えている問題点を指摘し、書き直してもらったところ、だんだんと答案のまとまりもよくなり、主張のはっきりした答案が書けるようになりました。

Dさんが申し込んだのは試験3週間前で、試験まであまり日がなかったのですが、無事志望先の大学に合格しました。

問題点、疑問点はすぐに解消しよう
-疑問は知識獲得への第一歩-

文章を書いていて、疑問に思うことや自分では解決できない問題が生まれることがあります。

そういう時はなるべく早く、疑問や問題を解決しましょう。それらを解決する過程で、小論文に必要なさまざまな知識や技術を獲得することができるのです。

そもそも、小論文では自分で問題を設定し、それに対して自分で解答を見つけ出す必要があります。疑問や問題を見つけたら、よい練習のチャンスだと思ってなるべく早めに解決しましょう。

先輩の体験談その4

受講生のEさんは、文章を書く上で疑問に思ったことを解決できず、いつももやもやとした不満を抱いていたそうです。

そこで、答案を書く際に、毎回疑問点や問題となりうる点について、コメント欄に書いてもらうことにしました。そして、添削の中で毎回そのことについて答えていきました。疑問が解決したEさんはとてもスッキリしたそうです。また、答案の内容にも自信が感じられるようになってきました。

Eさんはもともと文章力向上をめざしていた方でした。今では、仕事で提出する書類もさらにわかりやすくなり、上司からの評価も高くなったと語っていらっしゃいました。

さあ、あなたも「書ける」人になりましょう!

結局、「自分にぴったりあった課題で練習する」「納得がいくまで何度も書き直しをする」「信頼のおける人に自分の答案を読んでもらう」「問題点、疑問点をすぐに解消する」という4点に気をつけながら「明確な目的と方針を持って練習すること」が、“よい”答案を書けるようになるためのポイントです。

これらの4つのポイントに気をつけながら、あなたのコミュニケーション能力を伸ばすことで、あなたは“よい”答案が書けるようになるのです。

このように書いてみると、とても当たり前のことのように思えますね。でも、この当たり前のことがきちんと練習できる通信添削講座は、じつはなかなかないのです。その点、論文オンラインなら、この当たり前の訓練があなたのペースでしっかりと受けられます。

高い評価を得られる小論文を書きたいと思うあなたは、ぜひ、こちらから論文オンラインの通信添削講座の特徴を御覧下さい。

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